薬剤師の産休取得後の職場復帰は?

薬剤師の産休取得後の職場復帰は?

薬剤師の産休取得後の職場復帰について解説!

 


薬剤師資格保有者の60%以上は女性が占めています。その為、薬学部を卒業後、
およそ5年〜10年の間に結婚・出産となる女性薬剤師は比較的多くいます。

 

現在、就業している女性薬剤師で結婚・出産を予定している方は、産休取得後に
どのような形で復帰することになるのか気になるのではないでしょうか。

 

当ページでは、女性薬剤師の産休からの復帰について情報を整理してみたいと思います。

 

 

 

1: 薬剤師の産休制度とは?

 

産休(出産に伴う休暇)は、働く女性の健康保護の一環として労働基準法でも
公的に定められています。産休とは具体的には、産前・産後の一定期間の休暇を
指しており、妊娠・出産・授乳などの母性機能を保護することを目的としています。

 

(厚生労働省公式サイト)働く女性の母性健康管理措置について

 

つまり、社会で働く女性が、安心して出産に取り組めるように制度化したものが、
労働基準法が定める「産休」ということになります。

 

産休制度において、出産予定の女性が休暇を申請した場合、次の期間は就業
させてはならないと定めています。

 

<産休による就業禁止期間>

  • 出産予定日前の6週間以内
  • 出産後から6週間以内
  • 出産後から6〜8週間以内

 

出産予定日前の6週間以内

産休は出産予定日の6週間前から取得が可能です。6週間前からは就業禁止と
なっており、雇用主は本人の就業意思にかかわらず休暇を取らせる義務があります。
ちなみに、双子等の多胎子の場合は14週間前から取得が可能です。

 

出産後から6週間以内

産休は出産後から6週間以内も取得が可能です。出産前と同様に、出産度6週間以内は
就業禁止となっており、雇用主は本人の意思にかかわらず休暇を取らせる義務があります。

 

出産後から6〜8週間以内

産休は出産後から6週間が経ち、医師の許可が出た場合は復帰が可能です。ただし、本人の
体調不良やストレスで復帰がまだ難しい場合、8週間までは休暇を取得することも可能です。

 

産休取得可能期間は14週間

通常、出産前と出産後の各6週間を合計した12週間は産休を取ることが可能です。加えて
出産後の+2週間は希望すれば休暇が取れます。つまり、産休で可能とされる休暇取得期間は
MAXで14週間ということになります。

 

 

2: 薬剤師の産休取得事情は?

 

「薬剤師は国家資格で、全国的に不足している職種のため復帰しやすい」という
話を耳にした方も多くいるかもしれませんが、これは一般論に過ぎません。
確かに、会社員などの通常の職種に比べると復帰しやすいのは確かですが、
実際には職場環境に左右される部分が多いのです。

 

通常、女性薬剤師が出産を予定している場合、次のような選択肢があります。

 

<薬剤師の産休取得事情>

  • 産休のみ取得し、元の職場に復帰する
  • 産休・育休を取得し、元の職場に復帰する
  • 退職して別の職場で復職する

 

産休のみ取得し、元の職場に復帰する

産休後は育休を取らずに職場復帰される女性もいらっしゃいます。本人に復職する
意思さえあれば働くことは問題ありませんし、人数ギリギリで回している薬局であれば
むしろ同僚からは感謝されることでしょう。

 

但し、産休取得後すぐに復帰する為には周りのサポートが不可欠です。生まれて間もない
乳児は、発熱や下痢などの不調を起こしやすい為、突発的に病院に連れていかなければ
ならない状況になりやすいです。その為、両親と同居している、または暫くは親族のサポート
を受けられる等、環境に恵まれていなければ困難と言えます。。

 

産休・育休を取得し、元の職場に復帰する

多くの女性は産休取得後、そのまま育児休暇を取得するケースが多いと言えます。
前述のように、生まれてすぐの乳児を急に病院に連れていくケースは意外に多いため、
一度職場復帰してしまうと遅刻・欠勤しなければなりません。その為、保育園に入園
させるまでは自宅で子育てに専念し、入園のタイミングで復職するという選択を取る
という選択が大半です。

 

退職して別の職場で復職する

職場によっては人手不足や子育てママへの理解が薄く、産休はともかく育児休暇が
取得しにくいといったケースもあります。そのような環境下で働いている女性薬剤師の方は
出産を機に退職し、子育てが落ち着いたタイミングで別の職場で現場復帰するという
ことも考えられます。子育てと仕事が両立しやすいかは、職場環境に大きく左右されるので
もし子育てに理解のない職場に勤務しているのであれば、一旦退職する選択はありです。

 

3: 産後復帰しやすい職場とは?

 

今後、結婚・出産を見据えて就職・転職を考えている方がいましたら、
次のような条件を備えた職場を探すことをおススメします。

 

<子育てに適した職場>

  • 産休・育休に理解のある職場
  • ママ薬剤師の多い職場
  • 勤務人数に余裕のある職場

 

産休・育休に理解のある職場

産休は労働基準法で定められていますが、良い顔をされない職場もあるのも事実です。
仮にそのような職場で強引に産休を取ったとしても、復職後に気持ちよく働けるかと言えば
難しいのが現実でしょう。

 

ですから、産休・育休復帰後の子育ても見据えて、女性薬剤師の休暇取得に理解のある、
または長期休暇の取得を推進している職場を選ぶべきです。こういった職場であれば、
産休・育休取得後の勤務についてもサポートしてくれるはずです。

 

ママ薬剤師の多い職場

就業先の職場に、産休を取得した実績のあるママ薬剤師さんが在籍している場合、
安心して勤めることができるでしょう。そのような職場は、子育てと仕事の両立に
理解のある可能性が高く、長期離脱しても理解を示してくれるでしょう。

 

ママ薬剤師にはパートとして就業している女性も多いので、求人サイトを利用して
職場を探すのであれば、ぜひコンサルタントに「パートで就業しているママ薬剤師の数」
を職場条件の1つに入れてもらいましょう。

 

勤務人数に余裕のある職場

就業先の職場の勤務人数は、休暇取得のしやすさに大きく影響してきます。
特に、人数ギリギリで回している調剤薬局・ドラッグストアなどでは、産休・育休の
取得に難色を示す可能性も高いでしょう。ですから、就業先の繁忙度に合わせて
勤務人数に関しては、しっかりと調べておきましょう。

 

4: まとめ

 

女性にとって結婚・出産は一大イベントです。可能であれば、同じ職場で子育てと仕事を
両立できると、職場環境に慣れている分だけ復帰後のストレスが少なく望ましいのですが、
もし職場環境を理由に出産をあきらめてしまうのであれば、もう一度よく考えてみましょう。

 

管理人のように、一旦退職し3年以上のブランクがあっても無事復職を果たしました。
(管理人の場合は、就業しやすい調剤薬局のパート薬剤師という理由もありますが。)

 

私の場合、復職しやすい職場の見極めについては、ファルマスタッフの求人情報を元に判断
しました。繁忙度、フォロー体制、ママ薬剤師の在籍人数など、職場を選択する上で重要な
情報を持っているのでオススメです。

 

ぜひ、育児と仕事を両立できる良い職場での復帰を果たしてください!


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